【台風対策】沖縄県民の台風への姿勢から学んだこと




7月初旬に沖縄・石垣島に行ってまいりました!でーん

以前1月に石垣へ行った時に「沖縄は6月下旬から7月頭がおすすめよ〜。梅雨明け早いし、まだ観光客少なくて台風も来ないから」と言われたので、この時季を選んだのです。

選んだのです。が!!

やってきました。台風8号。まじかーい。

幸い旅程には大幅な影響はなく、1日早く経由地である那覇に移動しただけで済みました。
石垣で泊まる予定だった宿にキャンセルの連絡をした時も「今回は絶対帰った方がいいです!!早く石垣から脱出した方がいいです!!!」と強くすすめてくれました。(キャンセル料も請求されず…ありがたい><)

台風8号は宮古島と石垣島の間を通り、上陸すると言われていた台風でした。
最接近したのは7月10日。私が石垣から那覇に飛んだのは前日の9日(本当は10日だったけどずらしました)。そして那覇から鹿児島に飛んだのが10日の朝でした。
そのため台風の前々日までを石垣、前日〜当日を那覇で過ごしたのですが、その間に感じたのがとにかく沖縄県民の台風への備えが半端ないということ。
鹿児島も割と台風は来るので備えはしているつもりでしたが、沖縄はさすがでした。短期間の旅行者にもそれがひしひしと伝わってきて。

今年は台風の当たり年だかなんだか分かりませんが、7月からガンガン台風が日本にやってきているので、少しでも参考になればと今回沖縄で感じたことをまとめてみます。(※主観も入っているかと思いますがご了承くださいませ)

1.台風について正確に把握!

これは本当にすごいなと思いました。いつも私たちってテレビのニュースでその台風の強さを表すのに「数年に一度の」「観測史上最大級の」など色んな「強さ」を耳にすると思うんです。その度にネットでは「また言ってるよww」「結局よく分からないしww」とネタにされることも多いなと感じています。実際言われ方が変わっても、何と比べて強いのかよく分からないし、どんな対策をすればいいか謎ですよね。

でも、沖縄では何度も「今回の台風は『猛烈な』だから、相当大きな台風だ」という言葉を聞きました。しかも1人からではなく複数の人からです。

何を示しているか分かりますか?
台風情報で出るこの部分です!

どうやらここの強さを見て判断しているそうなんです。「『猛烈な』じゃなかったらいつもの対策で大丈夫だけど、今回は吹っ飛ばされるやつだ」と。
台風の強さは「強い」「非常に強い」「猛烈な」があるそう。あ、ちなみに台風との戦いに慣れている沖縄県民だから「猛烈な」で危機感を抱いているのであって、私たちはその一つ下のクラスである「非常に強い」でもしっかり対策しないと吹き飛ばされちゃうと思います。あくまで慣れている沖縄県民の声ですので。

また、泊まった民宿のおばあちゃんが「今回は900hPaだから危ないよ。絶対帰った方がいい」とも言っていました。鹿児島も台風来るけど正直「hPa」なんてよく分からなくて意識したことがありませんでした…。おばあちゃんの口からそんなカタカナが出てきて、自分の日頃の考えの甘さを反省…。

台風を「意識している」つもりでも、沖縄の方との意識の差を見せつけられた気分でした。
「あーそうか、次の台風は強いのか。ま、どうせいつもそう言うし大丈夫やろ」という「なんとなく」の思いはどこにもなく、きちんと理由をもって台風を見ていたのが印象的でした。

台風について正確に把握!
その時々のメディアの表現に左右されるのではなく、台風そのもの情報から判断し、危機意識を持っている。
→1人1人が危機感をもち、対策ができる!

2.食料の買い出し必須!できれば前々日までに!

8日の夜にスーパーに行った時のこと。
まだ台風が来るのは明後日なのに、ジュースやカップ麺コーナーはほとんど抜け殻状態。店員さんが急いで棚に商品を並べていました。

きっと沖縄の方の台風の日の過ごし方は「とにかく家から出ない」なのだと思います。
※家自体も鉄筋コンクリートのところがほとんどなので。河川の近くにいたり、土砂災害の危険性がある場合だったりすれば、安全なうちに避難した方が良いかと。

台風が来て「こりゃやばい、本当に強い台風だった」と思ってから買いに行っても遅いってことですね。つい悠長に構えてしまいがちですが、台風の日やその前日、風が強くなってから外に出るのは本当に危険。まだ穏やかなうちに全ての準備を済ませておくのって大事だなあと思いました。

その準備も「え、そんなに買うの?!」と思ってしまうほどで、家族全員分、数日家に出られなかった時のことを考えた上での量でした。
こういうのって賞味期限も長いだろうし余ったら次の台風対策に使えますもんね。無いよりは足りすぎるくらいあった方が良いという思いが非常時の余裕を生むんだろうなあと。

食料の買い出し必須!できれば前々日までに!
空が穏やかなうちに、家族全員分を数日賄えるだけの量を調達!
→危険な時には絶対に外に出ない

3.台風の時の宿探しの条件は?

私は今回なんとか逃げきれましたが、どうしても「台風の時に沖縄に泊まらないといけない!」という時はどんな宿を選べばいいのか。宿のオーナーさんが教えてくれたので、もしもの時のために記録。

  1. 木造の建物には泊まらない
    沖縄で、特に宿業をしているところで、こんな危険な建物に客を迎えるところはない気がしますが、当然ながら「木造は吹き飛ばされる」という教えのもと、鉄筋コンクリートの宿が安全らしいです。
  2. トイレや洗面所が外、または外を通っていかないといけない所は注意
    トイレや洗面所など1日に数回は行く必要がある場所が外にある、または外廊下などを通っていかないといけない場合は要注意とのこと。これは案外民宿では多いですね、増築して作っている場合があるので。外へと続く扉などが強風で強く閉まり骨折するという事故もあったそうです。
  3. 15階以上には泊まらない
    沖縄での台風といえば風との戦い。高級ホテルだったにもかかわらず、以前15階以上の部屋の窓が強風で全て割れたところがあったそうです。どれほど高い宿でも台風の時に高層階に泊まるのは危険ですね。どうしてもという時はなるべく窓から離れて過ごした方がよさそう。

4.我が家の台風対策

旅行客として見て来た台風対策は上記のようだったのですが、きっと皆さん家に帰ったら今度はそこで対策をしっかりしているんだろうな〜と。
我が家も鹿児島で割と台風は来るので普段していることをあげてみました。
※前提として我が家は近くに川や崩れて来そうな山はなく、高台に住んでいるので風対策が1番になります。

  • 雨戸を閉めきる
    →ひどい時は家が吹き飛ばされるんじゃないかってくらいの風が吹きます。窓ガラスだけでは不安すぎるので雨戸は必ず。
  • 玄関周りの花壇等飛ばされそうな物は全て中へ
    →風が強くなってから「あ、あれも中に入れないと!」ということにならないように、事前に全て玄関の中に入れています。(とはいえ、毎回何かしらを入れ忘れ割れちゃってる…T T )
  • 停電、断水に備える
    →特に私の地域だと停電が多いので懐中電灯の確認は必須。いつも忘れてしまうけど携帯バッテリーの充電とかもしっかりしとかないとなあ。
  • 当日はひたすら籠もる
    →台風が上陸し風が強い時はとにかく籠もる。窓は絶対に開けず、建物の1階にいて、ひたすら台風が過ぎ去るのを待つ!これに尽きますね。

5.自分に合った台風対策を!

色々と紹介しましたが、どの対策も自分の家の立地に合わせて考えることが大切です。氾濫しそうな川や土砂崩れが起きそうな山が近くにある場合には、1階に籠もるよりできるだけ上にいたり、避難したりする方が安全です。ネットで調べれば様々な情報が出て来ますが、どれも自分ごととして捉えることが1番だなあと。沖縄の方はそれができているから、台風の大きさを判断できるし、早め早めに行動できるんだと思います。今回もニュースから流れる台風情報よりも現地の方々からのアドバイスが1番役に立ちました。

「10日までには絶対石垣を出た方が良い」と口を揃えて言われたため、9日に石垣を脱出したら、9日の昼頃那覇に着いた時に「10日は石垣空港も宮古島空港も閉鎖になる」という情報が入ってきました。ギリギリセーフでした。(閉鎖ってさすが…!極力人を外に出さない対策すごい)

沖縄の方のように長年の経験から分かる部分もあると思いますが、めったに台風が来ない地域でも決して甘く見ず、自分のこととして考えることが大切ですね。