秋なので…「読書休暇」いただきます




今の仕事を始めて、初めて仕事に行きたくないと思った。

行くまでの1時間、車を運転するその時間がもったいないと思った。

昼休みがとにかく楽しみで、昼休みが終わったら早く定時が来ないかなと思ってる。

気付けば同僚への話し言葉が、小説の中の書き言葉のようになっている。

気付いてる。真面目にハマりすぎた。でも気付いた時にはもう遅いのだ。

今、私はある小説に熱中している。

「読書の秋」などというキャッチコピーもまさか、日常生活に支障をきたすまでの読書への熱量は期待していなかったはず。夢中になりすぎて、すべてが後回し。スマホも見なくなった。連絡も滞る。

読書以外のすべての時間を「もったいない」と思ってしまう。

続きが気になって、続きを読みたくて、いつもうずうずしてる。

落ち着いて読書するどころか、読書のせいで落ち着かない生活が続いてる。

こうやって思いを文字にしている時間も「もったいない」。

そうでもする暇があるなら、本を開いてたった2、3行でもいい。続きを読みたい。

というのが最近の私です(笑)私はハマり症で、何かに熱中すると、とことんなのです。

久しぶりの「それ」がやってきました。いくつになってもハマり症って治らないんだなあ…と自分に呆れています。虜になっているのは、高田大介さんの「図書館の魔女」です。

今年の年賀状で高校の恩師に紹介されて早10ヶ月。10ヶ月放置していたくせにいざ読みだすと止まらなくなって、2、3週間経たないうちについにシリーズ最終巻4巻目にきてしまいました。

終わってしまうのが寂しくて、でも続きが気になって…。3巻は2日で読み切ったくせにここにきて、大切に大切に、でも空いた時間は常に読書にあてて、読み進めています。なんなら同時進行で2巻も読んで、すでに振り返ってる。意味わからない、自分(笑)

「剣でも魔法でもない、少女は”言葉”で世界を拓く」
帯にこのキャッチコピーがのった「図書館の魔女」は、「言葉」が好きな私にはぴったりの本。恩師が進めた理由が分かる。言葉がテーマなのに、主人公は声を発することができず手話で話を進めていきます。そこもまたすごい。

常軌を逸した私のハマり症。いくつになっても変わらない子供っぽい自分を感じながら、もう少し本の森へ迷い込んでおきたいと思います。連絡を返すのが遅くなっても悪しからず。