【小学校教員資格認定試験01】独学で教員免許が取れる!?合格体験記




小学校教員資格認定試験」という試験をご存知ですか?
小学校の教員免許は二種なら学校に通わなくてもこの試験に合格すれば取得できるんです!

とはいえ現実はそう甘くなく合格率は10%。狭き門なのですが、相対的な評価ではなく全体で6割とれていれば合格なので、しっかりと対策をすれば合格も夢ではありません。しばらくブログを使って、この試験について紹介していこうと思います。

1.教員免許が試験で取れる!?

私がこの試験の存在を知ったのは昨年(2018年)の春頃。人生迷子ふらふら期間でしたが、なんとなく「次は教育関係の仕事をしたいな」と心が定まってきた時期で。
「せっかく時間があるなら何か資格でも取ろうかな〜」と思ってなんとなく調べてみたのがきっかけでした。勉強は嫌いではないので、試しに受けてみようと軽い気持ちで受験を決意しました。

言うほど簡単ではなかったですが。(笑)
一次も二次も、受け終わった後は絶対落ちたと思ってました。落ちていても、来年受けるか悩むくらいには疲れました。
というか、かなり運に左右される試験なので、一発で受かる人もいれば何年受けても難しい人もいます。今年私が受かったのは「運が良かったから」の一言に尽きると思います。「理不尽」と言われることもある試験で、さらにマイナーで情報も少ないので、「コツ」を得るのが難しいのです。

というわけで、どうして自分が受かったのかも分からない状態ですが(笑)、少しでも誰かの参考になればと、私の体験記を少しずつ書いていこうと思います。

  1. 【小学校教員資格認定試験01】合格体験記
  2. 一次試験対策
  3. 一次試験当日
  4. 二次試験対策
  5. 二次試験当日
  6. 点数公開!合格〜免許取得

予定は全6回。今回はざっくり概要を説明したいと思います。

説明の前にざっと自己紹介
  • 25歳(受験当時)
  • 4年制大学出身
  • 教育学部ではないが、大学で高校の国語の教員免許を取得
  • 教員採用試験は受けていないので、予備知識はなし
  • 一次受験までは無職
  • 10月から復職。フルタイム勤務なので二次対策は土日中心

2.試験日・試験の流れって?

平成29年度までは文科省が行なっていたのですが、今年から独立行政法人教職員支援機構で行うようになりました。こちらのHPに概要が載っています。
この試験の目的は「広く一般社会から学校教育へ招致するにふさわしい人材を求めるため」とされています。
受験資格は

  • 高卒
  • 20歳以上

のみ!高卒で受けられるので、大学生の受験者もいます。もちろん、30、40代の方もいます。

  • 試験日:一次試験 平成30年9月1日・2日
    二次試験 平成30年10月13・14日
    三次試験 平成30年11月中旬〜下旬
  • 受験料:25,000円(今年度から大幅値上げ…)
  • 試験会場:宮城教育大学 東京学芸大学 横浜国立大学 静岡大学 岡山大学 熊本大学
    (ただし宮城教育大学は一次試験のみ。二次以降は横国大)

試験日は年によって変動がありますが、だいたい同じ時期です。試験会場も限られているので、遠い場所に住んでいる人は受けるだけでお金もかかります。一次二次ともに試験は9時開始だったため、ほとんどの人は前泊が必要です。私も最寄りの試験会場がある熊本に前泊しました。一次二次は土日、三次は小学校へ授業観察へ行くなど実地での研修になるため平日の2日間です。

願書の締め切りが6月上旬。それまでに願書を取り寄せ、受験大学に郵送で提出します。学校の卒業証明書や住民票が必要だったので早めに動いた方がいいです。

3.一次試験

教職に関する科目(Ⅰ)と教職に関する科目(Ⅱ)の試験です。
(Ⅰ)は教職教養、(Ⅱ)は各科目の試験で、全てマークシート式。
(Ⅰ)は6割とれれば合格です。
(Ⅱ)は、国数社理生家図体音から6科目を選びます。全体で6割だと合格です。つまり、どれかが0点であっても6科目合計360点とれていれば合格です。

今年度の一次の結果通知は9月23日に発送でした。とはいえ、次の日にHPで公式の解答がアップされるので、それで自己採点ができます。自己採点で一次突破できそうだったら、すぐに二次対策をしないと間に合いません!

4.二次試験

この試験はとにかく二次が曲者です…。二次は論述と実技、口述試験です。
論述は9科目の中から1科目、実技は体育・音楽・図画工作の中から2科目選びます。論述は60点以上で合格、実技は2科目合わせて120点で合格です。

実技試験は、幼稚園の普通免許を持っていれば全て免除(いいな…)、音図体で中高の免許を持っていれば該当する科目が免除されます。

ただ実技が一科目のみの免除にとどまるのであれば、あえて免除しないという作戦も有効です。というのも、二次試験は採点基準が本当に謎で、しっかり対策をしても6割取れる保証はありません。
実技試験は2科目合計120点で合格なので、得意科目で点を稼いでもう一つの科目の足しにするのがおすすめです。

口述試験は、教員免許保持者は免除されます。(これは心理的ストレスから解放されるので免除できるのなら免除がおすすめ)とはいえ、よっぽどじゃないかぎり口述で落とされることは少ないそうです。

論述、実技が1日目、口述試験が2日目でした。私は教員免許を持っているので口述試験は免除。そのため1日目が終わり次第帰りました。
こちらは11月1日に結果が発送されました。二次は正直何が起こるか全く分からないので、通知をもらうまではドキドキです…。

5.三次試験

三次は指導の実践に関する事項に係る試験です。こちらは教育実習に代わる存在で、実際にどこかの小学校に行って2日間授業見学や討論、レポート作成などをするそうです。どこの小学校に行くかは3次試験の案内に入っているらしく、最初からは分かりません。ただ2次の試験が行われた都道府県であるので、こちらも遠方なら前泊が必要です。

平日の2日間で会社勤めの方には厳しいかもしれませんが、通常の教育実習のように2週間とられることはないのがこの試験の利点です。

教員免許を持っている、大学等ですでに実習に行っている、3ヶ月以上教職についている場合はこの3次試験は免除されます。私は免除なので、二次試験に合格した時点で今年度の試験の合格者に認定されました。

6.合格発表

三次の合格者、三次免除者含めた合格者は1月23日に発表され、受験した大学から合格証書が発送されます。三次が免除されている場合でもこの日より早くに発送されることはありません。

合格証書が手元に届き次第それぞれの都道府県で手続きを行い、晴れて小学校教諭二種免許取得となります。

 

教員採用試験とのW受験は可能?

可能です。「免許取得見込み」にして受験している人もいるようです。勉強する範囲がかぶっているので、本気で教員を目指している人にはよさそう。ただし、場合によっては採用試験よりもクセのある試験なので、採用試験に受かっても認定試験に落ちてしまった…という人もいるそうです。