【小学校教員資格認定試験02】一次試験対策




小学校教員資格認定試験(※教員採用試験ではありません。小学校の教員免許を取得するための試験です)に初めて挑戦しました。
独学(というかマイナーすぎてほとんどの人が独学)で結果は見事一発合格!といっても、なんで自分が受かったのかわからないくらいには自信がありませんでした。
こんな人でも受かるんだよと誰かの希望になれば、そしてこれから受験する人への参考になればと、少しずつ体験を語ろうと思います。

今回は一次試験の対策についてです。一次は教職教養と各科目の試験で、全てマークシート方式。

1.一次試験対策・科目選び

科目は9科目から6科目を選ぶのでこの科目選びがとても大切です。出題の構成は大体の科目が半分が学習指導要領から、半分が各科目の知識です。国語は文章題なので知識問題は暗記せずとも解けるものもありますが、社会だと暗記しなければならない上に範囲も膨大。理科と算数は文系だしやめとくか…。と色々なことを考えながら取捨選択していきます。

ちなみに、二次で選択する実技科目は必ず一次でも受けておかなければなりません(例えば二次実技で「体育」「音楽」を受けるなら、一次の筆記でもそれは選択しておく)また、音楽・図画工作・保健体育の3科目のうち、必ず2科目は選択する必要があります。

私は「少しでも学習指導要領の範囲が狭いものを」と思い、国語・生活・家庭・音楽・図画工作・保健体育を選びました。ただ、音楽や図画工作はどうしても音楽史や美術史を覚えるのが苦手で、知識問題をほとんどカンで解かないといけなくなったので、途中で「やっぱり知識問題で少しは稼げる社会にしておけばよかった…」と後悔しました。(しかし、今年は社会が難しく、問題との相性が良かったのか音楽は結構できたので、結局これも運次第というところでしょうか…)

とにかく科目選びは慎重に!そして、願書を出してしまったらもう後戻りできないのでとにかくその科目を信じて頑張る!知識問題は運に左右されやすいので、学習指導要領で稼ぐ!をモットーにしていました。

2.使用した教材

  1. 暗記系参考書「これだけ覚える 教員採用試験 教職教養」


    これはずっと相棒でした。最初にばーっと全体を通して読み、その後巻末や途中にある問題をして、でも全くできなくて、また繰り返し繰り返し読んでいました。過去問を解いて分からなかった箇所を調べたり、補足を書き込んだりと、教科書的な役割で使いました。
    こういうテキストは自分に合ったものを選ぶのが大変ですが、私はたまたま買ったこれが1番合っていたので良かったなと思います。

  2. 暗記系参考書「東京アカデミー 参考書 小学校全科」


    小学校全科の参考書は問題集に合わせて東京アカデミーのものを購入しました。赤シートでの暗記に対応していないので、文具屋さんで赤シートで文字が消える緑のペンを買い、それを使って自前の暗記本みたいにして活用しました。

  3. 東京アカデミー セサミノート


    言わずと知れた教員採用試験対策の教材ですね。「何も知識がないからとりあえず書いて覚えよう!」と思って買いました。でもだんだんと時間がなくなり、書き込んでいるのは全体の3分の2ないくらい(あぁこの計画性のなさ…)流れが難しい教育史や、項目が多い法律などに絞って書き込み、①の参考書では足りない部分を埋めるという感じで使いました。

  4. 問題集「東京アカデミー 教員採用試験対策 問題集」


    参考書とにらめっこしてコツコツ覚えていくよりも問題を解いて覚える方が性に合っているので、教員採用試験の問題集を使って知識を覚えていきました。採用試験ではないにしろ、一般的に試験で問われやすい箇所を把握できたので良かったです。
    「◯日までに一冊やりきる!」と決めて、とにかく解いて、間違えたところを確認して、テキストに書き込んで…の繰り返し。

  5. 認定試験の過去問
    HPに過去5年分の問題のPDFがあるので、該当科目を印刷して使いました。結構な量ですが、傾向などを知るためにやっぱりこれが1番勉強になります。こちらも解いては確認して、書き込んでの繰り返し。

3.勉強のスケジュール

すごく勉強している感じで書いたのですが、しっかり勉強できたのは1ヶ月半、気付けば8月中旬に入り各科目の勉強にいたっては10日間しか日数が残されていませんでした。おかげで試験数日前かなり追い込まれました。何度も何度も「もっと早くやっておけば良かった…」と思いました。とはいえ、試験勉強をしていた7、8月は仕事をしていなかったので、できる日はまとまった時間をとって勉強できていました。
試験勉強の開始時期は少なくとも3ヶ月前、仕事で普段あまり時間が取れない人はもっと早く始めた方がいいかなと思います。のんびりしてたら、私のように最後に追い込まれすぎて「25,000円も払ったのに…!」という色んな罪悪感でいっぱいになります。以下は私の超短期勉強スケジュールです。

  1. 認定試験の過去問を1年分解いてみる
    →あまりのできなさに絶望。焦る。
  2. 暗記系参考書を一周読む
    →順調に覚えていってるつもりだったけれど、全然頭に入っていないと分かり愕然。
  3. セサミノートを使って、「書いて覚える」作戦
    →試験まで1ヶ月となり「これは間に合わない」と思い、全て埋めることを諦める。
  4. 教員採用試験の問題集を解く
    →このやり方でやっと知識を自分のものにできてくる。教職教養の問題集だけでも結構な量だからきついけど、徐々に覚えてきた感が出てきたのでなんとか1冊終わらせる。8月後半の勉強時間は1日6、7時間。
  5. 認定試験の過去問を解く
    最後の力試し。ある程度勉強してから解くと、それぞれの科目での問われ方や傾向が分かってくる。これ以降はよく出る箇所や苦手意識のある箇所に絞って勉強。

各科目は、生活や家庭などの学習指導要領自体が薄いものは、目標や内容だけではなく、解説の細かい部分も出ることが多いです。6年間を通して授業がある科目は、一般的に売られている小学校全科の参考書で事足りますが、生活や家庭をしっかり対策したいのであれば、学習指導要領解説も購入する必要があります。
また、6年間通じて授業がある科目に関しては、学年ごとの目標と内容の違いを覚えることが必須です。目標の言い回しが異なる部分、どの学年からどんな内容が追加されるのか…など、とにかく「違い」に注目して覚えていったほうがいいです。

教職教養は性に合っていたのか、試験数日前の時点で、安定して6割超えるようになってきて安心しました。ただ、各科目はできる年と全く歯が立たない年があると判明して焦ります。上述のことを心がけつつ、勘で解く範囲も多かったので、「これはもう運か…」と腹を括りました(笑)