【小学校教員資格認定試験03】一次試験当日




小学校教員資格認定試験(※教員採用試験ではありません。小学校の教員免許を取得するための試験です)に初めて挑戦しました。
独学(というかマイナーすぎてほとんどの人が独学)で結果は見事一発合格!といっても、なんで自分が受かったのかわからないくらいには自信がありませんでした。
こんな人でも受かるんだよと誰かの希望になれば、そしてこれから受験する人への参考になればと、少しずつ体験を語ろうと思います。

さていよいよ試験本番です!私の試験会場は県外の熊本大学。試験は9時開始、集合はもっと早かったので前泊しました。1日目は教職教養の試験がまずあり、それ以降はそれぞれ選択した科目をその時間に受けます。私は1日目は国語、2日目は生活・家庭・音楽・図画工作・体育というなんともアンバランスな感じになっていました。

受ける科目がない時は試験会場ではなく控え室で待機するか、もちろん校外に出ても構いません。受験人数は160人程。スーツの人は数名だけで、基本的にみんなカジュアルな服装でした。2日間の試験はかなり疲れますので、楽な服装がいいと思います。

【1日目】教職教養+国語

足切り科目!?「教職教養」試験

他の科目は6科目合計で6割取れば合格ですが、教職教養はこれだけで6割取らなければなりません。そのため、初っ端のこの科目で失敗してしまったら、これ以降のどんな科目の成績が良くても不合格となってしまうのです。中には教職教養が終わってから帰ってしまう人も…。しかし、たとえ出来が悪かったと思っても、奇跡を信じて全て受け切った方がいい気がします。なんせ私自身が奇跡的に受かっているので。受験料もったいないですし。

さて、教職教養ですが、まず不安なのは「どの学習指導要領から出題されるのか」ということでした。現行の「平成22年度」なのか、新しい「平成29年度」なのか。私はずっと29年度で勉強してきました。本屋さんに売っているのは新しいものしかなかったので、もはやそれ以外の選択肢を考えたことがありませんでした。しかし、去年まではずっと平成22年度、過去問ももちろん平成22年度です。

というわけで、試験開始直後にすぐに年度を確認しました。

「平成29年度」

!!!良かった!!

いける!

試験対策で一番自信があったのがこの教職教養だったので、早めに終わって「確実に合っている自信があるのはどれか」考える余裕もありました。その段階で6割超えていたので、多分大丈夫かなと思い、ひとまず教職教養は終わり。

まさかの!科目は平成22年度!!

教職教養が平成29年度の学習指導要領だったので、すっかり安心していました。いや、というか普通安心しますよね。まさかの国語は平成22年度、現行の学習指導要領から出題!

なぜ!なんで!?Why!??

本当にびっくり…。せめて教職教養と合わせようよ…かんっぜんに油断したよ…

この認定試験は学習指導要領の文言がそのまま問題に使われるので、改訂で言い回しが少し変わるだけでも大打撃なのです。「あああああああ…」と初っ端から戦意喪失でしたが、きっと今同じ教室にいる全員がそう感じているはずなので、諦めずに頑張りました。

これでも高校の国語の教員免許を持っているので、知識問題は結構できました。6割は超えたかなという思いがあったのですが、勉強してきた学習指導要領が違うため明日への不安が増していきました。

最後の悪あがきをしようと思ったけど…

なんとか私が受ける1日目の全科目が終わりました。2つしかなかったので、午前中で終わり。

学習指導要領が違う問題をどうにかせねばと(「さすがに国語だけ22年度なわけなだろう、これからの科目は全部22年度だろう…」と受け入れたくないけど予想を立てた)、書店に行ったりもしたのですが、「もう、仕方がない!受け入れよう!」とこれまで勉強してきたアイテムたちで戦い抜くことに。言い回しが違う部分が来ても他で稼げるよう、とりあえず全科目満遍なく目を通していきました。スタバに籠り、宿に籠り…。とはいえ募るのは焦りばかりで、「今年はきっと無理だな…」と思いながら、勉強していました。

【2日目】残りの科目たち

さて2日目です。まさかの乗るバスを間違えるというハプニングがありましたが(本当にバス苦手;;)、なんとか辿り着きました。悲しいかな、予想通り学習指導要領は平成22年度版でした。ここからはダイジェスト振り返りでいきます。

  • 意味が分からないほど難しかった家庭科
    学習指導要領の範囲も知識問題も全てがよく分かりませんでした。知識問題も傾向が違う、というか「え、そんな範囲の問題出るの!?」って感じのがいっぱい。これを対策するとなると膨大な量を覚えないといけない…。色々と自信がなくなりました。
  • 分からなすぎて速攻終わった音楽
    試験時間は50分間あるのですが、音楽は学習指導要領(前半10問)だけしっかり解いて、後半の知識問題(10問)は、本当に全部が勘なので、10分くらいで終わりました(笑)。疲れもあってめちゃくちゃ眠かった…。
  • 可もなく不可もなく…な生活・体育・図画工作
    あとの3教科は、他の教科の難易度的にもなんとか6割超えときたいという思い。前半部分の点はこぼさないようにして、6割はいけたかなという感覚。

休み時間の勉強

ページをペラペラしながら、休み時間はひたすら学習指導要領の各学年の「違い」を叩き込みました。5色くらいのマーカーを使い分けて、目標や内容ごとに色分けして、短時間でも目に入りやすいようにしていたのが良かったです。

「ギリギリ受かってるか落ちてるかな」くらいの手応え

終わったのは夕方ごろで、バスで帰りました。2日連続の本気試験なんていつぶり?!ってレベルだったのでかなりの疲労。試験には体力も必要ですね。疲れてものすごい頭痛だったので、「ケチらず新幹線にすれば良かった…」と何度も後悔…。

バスに乗る前、熊本の空をパシャり。「来月もこの景色が見られますように」(受かっていたら次の月に二次試験があります)と思いつつも、「いや、無理やろ〜〜〜〜」って自分に突っ込んでました。

いざ、恐怖の自己採点!

試験翌日の午前中にはHPに解答が掲載されました。正式な結果が届くのは3週間後なので、それを待っていたらとてもじゃないけど、二次試験には間に合いません。合格ラインギリギリだろうなと思っていたので、とにかく試験中に何度も何度も自分のマークが写しと合っているか確認しました(問題用紙は持って帰れるので、それに二重三重にメモ)。

いざ自己採点。まずは自信のある教職教養から。無事75点で通過。

次はめちゃくちゃ怪しい各科目。

国語 (詳しい点数が今分からない状況なので分かり次第追加します)
体育
図画工作
家庭
生活
音楽

計365点!!!!!(これはね、はっきり覚えています、ギリギリだったので笑)

合格点が360点なので、あと2問(1問5点)間違えていたらアウトでした。あっぶなーーーー

科目は勘で解いたのが多かったので運が良かったとしか言いようがありません。音楽は学習指導要領の範囲が満点でした。まさか一番苦手な音楽に助けられるなんて…。とはいえ、自己採点が間違えていたらあっけなっく不合格になりそうな点数です。合格通知がくるまでドキドキは続きそうですが、ひとまず二次への切符を手にできました。

自信があってもなくても、この試験は運に左右されます。本当に恐ろしい試験です…。
得点調整はされないと表面上はなっていますが、1問分正解が足りなかったのに合格している方が稀にいるそうです。特に今年は一次が難しく、不合格者がかなり多かったようで、そういう方がちらほら。ギリギリ不合格だった場合は、迷いますが二次の対策をしていてもいいかもしれませんね。(こればかりは何とも言えませんが…)

というわけで、喜ぶのもつかの間。二次の対策を始めなければなりません。この試験の本当の戦いはここからです…。