【小学校教員資格認定試験04】二次試験対策




小学校教員資格認定試験(※教員採用試験ではありません。小学校の教員免許を取得するための試験です)に初めて挑戦しました。
独学(というかマイナーすぎてほとんどの人が独学)で結果は見事一発合格!といっても、なんで自分が受かったのかわからないくらいには自信がありませんでした。
こんな人でも受かるんだよと誰かの希望になれば、そしてこれから受験する人への参考になればと、少しずつ体験を語ろうと思います。

さて、ギリギリですが一次突破可能ラインだった私。
嬉しい反面、勉強期間が1ヶ月増えました…。そして、2次試験こそがこの試験の鬼門。だと思っています。

自己採点後、二次対策を開始!

私は今年度が初めての受験ということもあり、1次の時は1次の勉強だけで手一杯だったのですが、2次の難しさを分かっている人は2次対策も並行して行なっているようです。

特に実技科目は攻略するために半年、1年以上前からピアノ教室やデッサン教室に通っている人も少なくありません。何もかもがバタバタな私は果たして間に合うのか…。

目の前には絶望しかありませんでしたが、ひとまず情報収集し、できることから始めることに。2次は論述試験1科目と実技試験2科目の構成です。

とにかく丸暗記!論述試験:生活

私は論述試験に生活を選びました。毎年二次試験の選択科目は体育を選ぶ人が1番多く、その次が生活らしいです。この2科目は全て暗記で対応できるからです。とはいえ、学習指導要領のほぼ全てを暗記する必要があるので、思っていたより苦戦しました…。

まずは文科省のHPで現行の学習指導要領をコピーするところから。書店に並んでいるのは新学習指導要領なので、新たにコピーしました。1次の各科目が現行(平成22年度)の学習指導要領から出題されたので、さすがに2次で新しいのになることはないだろうと思い。自分でコピーしたので、章ごとに分けて持ち運べたり、自由に書き込めたりと何かと便利でした。

また、論述試験は過去問5年分がHPに出ているので、必ず目を通してどんな問題構成か確認しましょう。ただ、答えがないのがなかなか曲者で、どのくらいの字数でどの程度の内容を書けばいいのかは個人に委ねられます。私は最後までその塩梅がよく分かりませんでした…。

また、「暗記さえすればいい」と思って生活を選びましたが、当然暗記だけもかなりしんどいです。いくら頑張って覚えても、問題で問われた場所だけ分からなければ0点。途中、心が折れそうになって「解いて部分点はもらえる算数にすれば良かった…」とか色々後悔していました。

私の場合時間がなかったので、過去5年以内に問われている箇所は最初から印をつけて暗記から外しました。覚える時はなるべくキーワードを中心にしていきました。とにかく部分点をもらおう作戦です。

赤シートで消える緑のペンでキーワードに線を引いていき、何度も何度も赤シートで覚えました。ただ、覚えているつもりになっている箇所がとても多く、途中からは赤シートで隠れている部分だけではなく、目を閉じて頭の中でざっくりとした内容を思い浮かべるようにしました。

ただ、過去問も限られていて問題に触れることができないので、問題で「◯章の〜〜という内容において〜〜」みたいな問われ方をすると、途端に分からなくなると気づきました、本番で(笑)。なので、体育や生活の暗記系のものは、第何章のどこにどのキーワードがあるという風に内容とその場所をしっかり結びつけて覚えた方がいいと思います。

初心者が1からデッサン!実技試験:図画工作

さて、暗記も辛いけど、本当に辛いのは実技試験の対策でした。なんせ、正解が分からなすぎて何をどう頑張ればいいのか分からない(;;)

音楽は1次試験の結果に入っている2次試験の案内の中で課題曲が発表されています。ただ、図画工作で分かるのは、ジャンル…?(ジャンルって言うの?詳しくなさすぎて分からん…)

今年の案内には「鉛筆による素描」とありました。過去に水彩画が出たこともあるらしいですが、大体の年はデッサン。というわけで、自己採点後すぐにデッサンの本を買いに行きました!

買ったのはこれ!「デッサン」という単語と向き合うなんて人生で初なので、書店でパラパラ〜とめくってみて、カラーで分かりやすく、鉛筆や消し具の使い方など1から教えてくれてそうなのを選びました。

学生時代、美術はあまり得意ではなく、猫のイラストならいくらでも描いてられるけど、本格的な絵は本当に苦手で…「まさかこの歳でデッサンを始めるなんて…!」という気持ちのまま練習スタート。

本を見つつ、それでもよく分からないところはyoutubeを見つつ(今は本当に便利な時代…!)、見よう見まねで始めてみました。当日までお題が分からないので、りんごやら紙コップやら、初心者向けのものを…。

ちなみに昨年度のお題は、白紙が配られ、その紙を手で立体にして(破いたり、丸めたりして)「うねり」というテーマで描く。だったそうです。

…。

意味わからん…。そんなん出たら終わり…。唯一の救いは昨年度は、①どんな主題にしたか②描く上で工夫した点・気付いた点はあるかという2つの記述が加わったこと。もしこれの配点が少しでもあるのなら絵以外で稼ぐしかない!と思いました。

図画工作の実技は絵画教室に通った人でも落ちたり、半分も取れなかったりと、かなり採点が厳しいそう。厳しすぎて音楽初心者の人でも音楽を選んどいた方が無難と言われるくらい。

早く教えてよ…

とひーひーなりながら、週に1回ペースで練習してました。苦手すぎてあまり気が向かず…。恥ずかしながらこれが練習の時に描いていたものです。やる気を出させるため、妹がイラストを描いてくれていました。

ただ、どれだけ本を真似して描いたところで本当にこれがプロから見て大丈夫な絵なのか、最後まで自信はありませんでした。

自分を過信していた…。実技試験:体育

体育もなかなか曲者でした。体育は毎年、

  • 器械運動
  • ボール運動
  • 陸上(ハードル走)
  • 表現

の4領域から2領域出ることが多いです。特に多いのは器械運動とボール運動。あとの2つはあまり差が出ないから評価しにくそうですもんね…。2次の案内で分かるのはどの領域から出るかということだけです。具体的に器械運動で何をするというのは分からないのが辛いです…。

案内で今年も器械運動とボール運動ということが判明しました。が、もちろん案内をもらってからでは間に合わないので、大抵の人が「おそらくこの2領域からだろう」と予想を立てて、なるべく早く対策をしています。

器械運動

器械運動はマット運動か鉄棒。過去に鉄棒が出たこともありますが、マット運動の方が圧倒的に頻出です。私はこの2つが体育で1番苦手、というか嫌いでした。
本番のマット運動では、3つの技を連続ですることになります。開脚前転、伸膝後転、倒立前転、側転が完璧にできれば対応できるようです。

「マット苦手だけど1ヶ月もあれば形になるやろ〜」と思っていた私。甘かったです。ぜんっっっっっぜんできませんでした。

体育でやっていたころからマット運動は怖くて仕方がなかったのですが、大人になってからも邪魔をするのが恐怖心!!!私の場合これが全てな気がします。むしろ最初は久しぶりすぎて普通に回るのも怖い!逆立ちなんてもってのほか!

「こりゃ無理や…」

最初らへんで悟りました。側転に対してはなぜか昔から恐怖心はなく、連続で回っていられるくらい好きなので(何故か自分でも分からない)大丈夫なんですが、あとの3つは結局できませんでした。

「1番簡単そうな開脚前転くらいなら!」と思っていたのに、成功率は低く…。伸膝後転は後ろに倒れるのが怖すぎて、本番で出たら普通の後転をして部分点をもらう作戦に変更(部分点もらえるのか謎ですが)。倒立前転は生命の危機を感じるくらい怖いので、配点が0点でもいいからこれは棄権しようと思いました。

自分ができなさすぎて不合格になることよりも(このクオリティーなら不合格しか道は残されていない)、この姿を他の完璧な受験者に見られるのか…という憂鬱がありました。

あと何も対策していないし、逆上がりすらできないので、もし鉄棒が出てしまったら終わりだ…。とも。

ボール運動

さて、マット運動で絶望しつつのボール運動です。ボール運動はバスケかサッカーで、これも当日にならないと分かりません。「過去の感じを見るとバスケの方が可能性がありそうだけど、去年も出たしな…」など、とにかく予測で動くしかないのが大変です。

バスケだったらこっちのもん(中学はバスケ部だったので)。バスケで満点をとって少しでも器械運動の足しにするしかありません。バスケの場合大抵はリング下のシュート30秒、たまーにレイアップシュートが出るようです。

サッカーだったらTHE☆END。やったことないので、amazonで初めてサッカーボールを買ってみました。女姉妹の我が家にサッカーボールがあるのが不自然すぎて(笑)
サッカーだったらジグザグドリブルかリフティング。ジグザグドリブルは練習したら可もなく不可もなくくらいにはなりましたが(スピードよりコーンに当てないことが大事らしい)、問題はリフティング。またyoutubeを頼ったのですが、全然できない!!正直練習すれば5回くらいいけると思ってたよ…;;結局2回しかできなかったよ…

なんの手応えも得られなかった二次対策

1次だと数字が分かるので、達成度や苦手分野が分かりやすいのですが、2次は「これが本当に合っているか分からない状態」なので、対策する科目自体は少なくても精神的にはきつかったです。

先の見えない不安を抱えながら勉強しないといけないなら、今年不合格だった場合(絶対落ちると思ってた)、来年も受ける気力があるか微妙だな…と思っていました。

「あああああ、どうしよう、マット運動やばいよ〜〜〜〜;;」と思いながら、前日に受験地である熊本へ向かいました。(この時すでに仕事を始めていたので、仕事帰りに直行)

「試験は体力勝負!」とこの前実感していたので、今回は新幹線で。「どうせ不合格なのに、旅費無駄や〜〜〜〜」と思いつつ。