「同じ釜の飯を食う」ご飯と一緒に文化や優しさも分け合える




蒸し蒸しするし暑くなってきたな〜と思う今日この頃。実習生に「暑いね〜」と言うと、そうでもなさそうな顔。それもそのはず、ベトナムでは43℃くらいらしいです。こっっっっわ…(笑)

ベトナムでは時に実習生と出かけたり、ご飯を食べたりしていましたが、こっちに帰って来て家が遠いこともあり、なかなか勤務中以外で実習生と触れ合う時間は減っていました。

でも、やっぱり、もっと一緒に過ごしたいなあという気持ちもあって。授業の時は緊張してしまっても、休み時間とかフリーな時間だと、楽しそうに話しかけてくれる子が多く。

「先生、一緒に昼ご飯を食べませんか?」

そのお誘いに久しぶりに乗ってみました。

約束の日の朝、嬉しそうに「先生、今日、昼ご飯ね」と可愛い確認が。

そしてお昼。一応もらうだけでは申し訳ないので、トンカツを持って食堂へ。
ここでみんな朝昼晩、自炊をしています。昼休みの1時間でぱぱっと作ってささっと食べて、昼寝している驚きのスピーディーさ。

早くしないとみんな食べちゃうと思って急いで行くと…

皮はベトナムから。大切に使ってた。

まだ準備中でした!いつもより遅いな…と思ったのですが、手元を見てすぐに分かりました。

ご馳走を用意してくれようとしてる!!

分かった瞬間感動で泣きそうだった。作っていたのはベトナム名物揚げ春巻き。住んでた頃、店では一度も食べなかったけど、友達の家に遊びに行った時とかいつも作ってもてなしてくれたなあ。

15分ほどの調理時間で揚げ物…さすが

軽い気持ちで誘いに乗ったのに、こんなに準備してくれるなんて!
ベトナムの子達のこういう思いやりがだいっすきなんです。心が温まる。

それぞれご飯をよそって、野菜と肉のおかず数品とスープをみんなで分け合うのがベトナムの食卓。

デザートのスイカも加えて完成!
もう、みんな、本当にすごいよ〜〜〜〜T T
ありがとう〜〜〜〜〜〜

美味しかったよ〜〜大好き〜〜!

食べ終わると、私が使っていた食器をとって「先生、昼休みね」。片付けはするからもう休んでねと。
なんやねん〜みんな優しすぎかよ〜〜〜

久しぶりに同じ時間を共有して、だんだんと薄れていたベトナムでの記憶が鮮やかに戻って来ました。
ベトナムにいる時、毎日こういう思いやりに囲まれて生活してたなって。

こっちで生活していると、日本のルールを教えないといけないので、時には厳しいことを言わなければならないこともあります。そもそもの「普通」が違うので、仕方がないこととはいえ、どう言えば伝わるのか迷うこともあります。

でも、こうして優しさに触れて、人として(人としてなんて私が語れるほどでもないですが…)大切な部分をしっかり持っているみんなを見て、あぁやっぱりこの子達が好きだなあ。ベトナムが好きだなあ。と思います。

「同じ釜の飯を食う」時には相手の文化の中に入って、その人と触れ合う。大切だなあ。

ちなみに揚げ春巻きが美味しすぎて、勧められるままに先生が1番食べました(笑)今度作り方教えてもらいたいな。